2023.08.25 2023.09.02

TED要約:情報は食べ物です

marugotoyoten

ジェイピー・ランガスワミが「情報は食べ物です」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

ジェイピー・ランガスワミ

専門分野:None
経歴:None

３つの要点

要点１
情熱と情報への情熱の発展は私の人生に重要である。
要点２
情報と食へのつながりを考えることは興味深い。
要点３
情報の栽培、準備、消費には共通点がある。

要約

食への情熱と情報への情熱の発展
私はジャーナリストの家族で育ち、本は私の人生の中で常に重要な役割を果たしてきました。私のコレクションには38,000冊の本があり、読書と情報への愛は否定できません。しかし、私の食への情熱も同じくらい強く、ベンガルで育ったため、おいしい料理やお菓子が大切にされています。これらの2つの情熱は、60年代後半から70年代初頭の南インド人として私を他の人々と区別する要素となりました。

エネルギー、情報、食へのつながり
「ショート・サーキット」という映画が私に情報と食への類似点についての気づきをもたらしました。ロボットが入力を渇望するように、情報をエネルギーの形態として捉えることはどうだろうと考えました。これにより、私は25年間の研究の旅に出ることとなりました。その中で、高価な組織仮説を発見しました。これは、人間が小さな胃と大きな脳を持つことを示し、食べ物と情報の消費の間につながりがあることを示唆しています。

情報の栽培、準備、消費
食べ物と情報の栽培の類似点を見出し、知的財産権の争いにおいて狩猟採集者と栽培者の間に緊張があることに気付きました。同様に、情報の準備には2つの考え方がありました。価値を抽出し蒸留する方法と、価値を生み出すために情報を発酵させ組み合わせる方法です。消費に関しては、人々が食べ物を消費するように、情報もさまざまな方法で消費されることに気付きました。私は情報のラベリングと事実性に疑問を抱くようになりました。

情報は消費の問題として
クレイ・シャーキーの「フィルターの失敗」という発言は私に共鳴し、情報過多は実際には消費の問題であると考えるようになりました。情報の消費を食事の作成や運動と比較することで、情報を責任を持って扱うための方法を考えました。食べ物にも病気や毒素があるように、不正確な情報や過剰な情報の消費による悪影響があるかもしれません。食べ物の視点から情報を見ることで、その消費、生産、準備に新たな視点で取り組んでいます。

▼今回の動画