2023.08.28 2023.09.23

TED要約:グレッグ・リン

marugotoyoten

アメリカの建築家であるグレッグ・リンが「グレッグ・リン: カリキュラムが建築を変えている」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

グレッグ・リン

専門分野:建築
経歴:ボストンを拠点とするロボティクス企業PiaggioFastForwardのCEO兼共同創設者。ウィーン応用美術大学建築学研究所の教授、UCLA芸術学部の教授。2008年のヴェネツィア建築ビエンナーレで金のライオンを受賞。2010年にはアメリカ合衆国アーティスト協会のフェローに選ばれました。カナダ建築センターの理事も務めています。

３つの要点

要点１
建築における美と形を捉えるために、プロポーショナル思考から微積分ベースのデザインへの移行が重要である。
要点２
ゴシック建築は、構造力を線や曲線として表現することで建築の形態に革新をもたらした。
要点３
微積分を使用しなかったゴシック建築家たちの構造力への注目は、後の建築家によって継承され、構造物に変換された。

要約

プロポーショナル思考から微積分ベースのデザインへの移行
この記事では、建築におけるプロポーショナル思考から微積分ベースのデザインへの移行について説明します。建築家は従来、美を自然からの観察によって正当化してきました。しかし、15世紀に小数点が発明されると、建築家たちは分数を使用することを減らし、微積分に基づく新しい自然のモデルを採用し始めました。この思考の変化は、建築における美と形をどのように捉えるかに重要な影響を与えています。中学生でも理解できるように説明します。

ゴシック建築と構造力の影響
この記事では、ゴシック建築運動が建築の形態において力と運動が考慮される方法において重要な転換点となったことについて説明します。建築家たちは、クリストファー・レンやロバート・マイラートなどの先駆者の影響を受け、自分たちのデザインにおいて構造力を線や曲線として表現し始めました。ゴシック建築家たちは微積分を使用していませんでしたが、彼らの構造力への注目は画期的でした。このアプローチは後の建築家によって継承され、アーチやヴォールトなどの構造物に変換されました。中学生でも理解できるように説明します。

▼今回の動画