TEDx要約:ブエノスアイレスのTEDx
アルゼンチン出身の人類学者であり登山家であるマリア・コンスタンサ・セルティが「ブエノスアイレスのTEDx」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました
スピーカー
マリア・コンスタンサ・セルティ
専門分野:高地考古学
経歴:世界最高の保存状態を持つとされるルリャイヤッコの子供たちを発見。6000メートル以上のアンデス山脈の頂上にあるインカの祭祀センターの研究を専門とする世界初の女性。また、世界中の聖なる山の人類学的研究や氷河考古学の分野でも先駆者となっている。アルゼンチン国立科学技術研究評議会(CONICET)の科学研究者であり、高山研究所の創立者兼無報酬の所長、カトリック大学サルタ校(UCASAL)のインカ考古学の教授でもある。
3つの要点
- 要点1
山と高山考古学への愛。山に恋をし、考古学者になった。 - 要点2
神聖な場所の冒涜と保存。冒涜された場所を見つけ、保存に努める。 - 要点3
高山考古学における発見と研究。数々の発見と研究を経験し、インカ文明の理解に貢献。
要約
タイトル1:山と高山考古学への愛
コルドバ近くで本物の山脈を初めて見て登った時、私は山に恋をしました。この愛が私を考古学者に導き、特に高山考古学に特化しました。この分野では、インカの神々に祭り物を捧げた山々を探索します。これらの山はインカ帝国では水を提供すると信じられていました。高山考古学者として、私たちは過酷な気象条件に直面し、遠くの場所に到達するために長い距離を歩きます。
タイトル2:神聖な場所の冒涜と保存
山岳地帯の難アクセス性にもかかわらず、私たちはしばしば宝物狩りによって冒涜された神聖な場所を見つけます。これらの場所はインカ帝国にとって非常に重要であり、私たちにとっても大きな意味を持っています。一つの完全な場所はアンデスの高地にある聖域で、インカの神官たちが木の祭り物を置いた場所です。残念ながら、20世紀以降、多くの神聖な場所が破壊されてきました。高山考古学は酸素不足や凍結温度などの困難が伴います。私たちは自然の摂理に従い、生き残るために常に限界に挑戦しています。
タイトル3:高山考古学における発見と研究
私の仕事では、5000メートル以上の山を100以上登り、信じられないような経験をしました。発掘や研究プロジェクトに参加しました。ペルーでは、活火山の火口の中に1ヶ月間滞在し、アルゼンチンでは絶滅した火山の冒涜された場所を回復しました。重要なプロジェクトの一つは、ルリャイヤッコ火山で、よく保存されたインカの子供のミイラを発見しました。科学的な調査を通じて、彼らの生活や彼らと一緒に置かれた祭り物について学びました。これらの発見はインカ文明の理解に貢献しています。
タイトル4:世界中の聖なる山への研究の拡大
高山考古学に加えて、私は他の地域の聖なる山に関する研究を拡大しました。ペルーでアンデスの巡礼者と共に行動し、パタゴニア、ギリシャ、ニュージーランドの山に登りました。これらの経験を通じて、異なる文化と聖なる山との関係から学びました。山の脆弱性と考古学的遺産についての意識を高めることが重要です。自然遺産を保存するために努力するだけでなく、文化遺産を保存するためにも取り組む必要があります。私たちの仕事は時間との競争であり、将来の世代にこの重要な仕事を続けてもらいたいと願っています。
▼今回の動画
編集後記
▼ライターの学び
高山考古学について学びました!
自然と文化の遺産を守るために、大切な仕事だと思いました!
▼今日からやってみよう
今日から自分の周りの自然を大切にする習慣をはじめてみよう!
自然は私たちにとって貴重な存在です。ゴミを捨てずに持ち帰ったり、植物や動物に優しく接したりすることで、自然環境の保護に貢献できます!