2023.08.25 2023.09.02

TED要約:私が海洋のプラスチック汚染に取り組むためにアートをどのように利用しているか

marugotoyoten

メキシコのテレビ俳優であるアレハンドロ・ドゥラン・フェルナンデスが「私が海洋のプラスチック汚染に取り組むためにアートをどのように利用しているか」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

アレハンドロ・ドゥラン・フェルナンデス

専門分野:演技
経歴:メキシコ・サンルイスポトシ出身のアレハンドロ・ドゥラン・フェルナンデスは、演技の分野で活躍している。

３つの要点

要点１
シアンカーンにおけるゴミの世界的な影響は深刻だ。58の異なる国と地域からのゴミが記録されており、燃えるプラスチックゴミの証拠も見つかっている。
要点２
アート作品を通じて環境問題に注意を喚起する。ゴミを使った環境アート作品を作成し、人々の関心を引くことで、異なる視点を提供したいと思っている。
要点３
ゴミの世話をすることでプロジェクトの影響力を広げる。ゴミを保管し、アート作品を作り続けるだけでなく、地域のコミュニティを巻き込み、ビーチクリーンや教育プログラムを組織することで、プロジェクトの影響力を広げることを目指している。

要約

シアンカーンにおけるゴミの世界的な影響
私が初めてシアンカーンというメキシコの保護区を訪れた時、ビーチが世界中からのゴミで覆われているのを見て驚きました。これまでに、隣接するカリブ諸国やアメリカ、韓国、コスタリカ、ノルウェーなど、58の異なる国と地域のゴミを記録してきました。ゴミには、歯ブラシ、キッチン用品、おもちゃなど、掃除や美化、日常使用のためのアイテムが含まれています。また、燃えるプラスチックゴミの証拠も見つけました。この問題は、中学生でも理解できるように、世界的なスケールを持っています。

啓発のためのアート作品の創造
私はシアンカーンの青いプラスチックの多さに触発され、集めたゴミを使って環境アート作品を作り始めました。同じビーチでゴミを色別に配置することで、問題に注意を引くための魅力的な方法を目指しています。私のアート作品を通じて、環境の問題に無関心になってしまった人々を巻き込み、異なる視点を提供したいと思っています。見えないものを見えるようにし、環境保護の行動を促したいのです。

ゴミの世話
最初は、アート作品が完成した後にゴミをどうするか迷いました。リサイクルによる潜在的な損害や埋立地の負の影響を考慮しました。最終的に、私はゴミを保管し、それを使ってさらに多くのアート作品を作り続けるべきだと気付きました。地域のコミュニティを巻き込み、ビーチクリーンや教育プログラムを組織することで、プロジェクトの影響力が時間とともに広がると信じています。

助けと行動を求める訴え
プロジェクトが進むにつれて、私はプラスチック廃棄物の問題にますます情熱を注いでいます。毎年800万トンのプラスチック廃棄物が私たちの海に流入し、生態系を破壊しています。この巨大な問題に対処するため、コミュニティの取り組みを拡大し、大規模なアート作品を作り続けることに取り組んでいます。私はこのプロジェクトを助けと行動を求める訴えと捉えています。荒れ果てた風景を変えることで、意識を高め、他の人々に自身の行動や消費パターンを再考するようにインスピレーションを与えたいと思っています。私たちの健康と未来は海と密接に関わっており、今すぐ行動を起こすことが重要です。

▼今回の動画