2023.08.25 2023.09.23

TED要約:Joshua Walters

marugotoyoten

ジョシュア・ウォルターズが「Joshua Walters: 狂気ほどちょうどいいことについて」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

ジョシュア・ウォルターズ

専門分野:None
経歴:None

３つの要点

要点１
私は双極性障害をポジティブなものと捉えている。
要点２
軽躁状態は創造的な要素を引き出す。
要点３
メンタルヘルスの診断を受けたからといって、狂気ではない。

要約

私の双極性障害の受け入れ
私はビートボックスのスキルで知られるパフォーマー、ジョシュア・ウォルターズです。しかし、私が他と異なるのは、私が双極性障害と診断されていることです。私はそれをネガティブなものではなく、ポジティブなものと捉えています。なぜなら、ステージ上のクレイジーさが私をよりエンターテイニングにしてくれるからです。16歳の時、私は自分がイエス・キリストだと信じる躁状態を経験しました。それは怖いように聞こえるかもしれませんが、世界の頂点にいる感覚は、どんな薬物でも代えられません。私は精神病棟に送られました。そこでは、誰もが自分自身の一人芝居を演じ、来るかもしれない観客のためにリハーサルしていました。この経験が私のメンタルヘルスに対する考え方を形作りました。

薬物治療の課題
精神病棟から退院後、私は双極性障害を管理するために薬物を処方されました。しかし、高校の前半は躁状態による苦労があり、後半は過剰摂取により授業中に眠ってしまうことが特徴でした。最終的に、私は選択をしなければなりませんでした。自分のメンタルヘルスを否定するか、それを独自のスキルとして受け入れるか。特に軽躁状態をポジティブな特性として再定義する動きが広がっています。軽躁状態は、制御できないフェラーリのエンジンのように、人々を見えないような目標に向かわせます。

メンタルヘルスの創造的な要素
クリストファー・コロンブス、テッド・ターナー、スティーブ・ジョブズなど、多くの影響力のある人物は、この軽躁状態を持っています。ジョン・ガートナーの「ハイポマニック・エッジ」という本では、この特性がビジネスで成功をもたらす方法を探求しています。一方、ケイ・レッドフィールド・ジェミソンの「火に触れた人々」では、マンネリズムやヴァン・ゴッホのような芸術家が直面する苦労を取り上げています。メンタルヘルスのある人々の中には、悲劇的に自殺した人もいますが、このスペクトラムには潜在的な利益があるという理解が広がっています。

狂気の再定義
最近の動向により、認識が変わりつつあります。ニューヨーク・タイムズの記事によれば、投資家は双極性スペクトラム内の起業家を求めており、彼らの独自の視点を評価しています。おそらくメンタルヘルスの診断を受けたからといって、誰もが狂気ではなく、むしろ他の人が見たり感じたりできないことにより敏感になっているのかもしれません。私たちは皆、少しばかり狂っているのかもしれません。私たちの狂気の程度は、スペクトラム内のどこに位置しているか、そしてどれほど幸運かによって異なります。

▼今回の動画