2023.09.12

TEDx要約:私の人生を変えた死体

marugotoyoten

アメリカの葬儀屋、作家、ブロガー、YouTuber、死を受け入れることと西洋の葬儀業の改革を推進する活動家であるケイトリン・マリー・ドウティが「私の人生を変えた死体」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

ケイトリン・マリー・ドウティ

専門分野:葬儀業
経歴:クラリティ・フューネラルズ＆クリメーションのオーナー、Webシリーズ『AskaMortician』のクリエイター、『TheOrderoftheGoodDeath』の創設者、そしてベストセラーの著書『SmokeGetsinYourEyes&OtherLessonsfromtheCrematory』（2014年）、『FromHeretoEternity;TravelingtheWorldtoFindtheGoodDeath』（2017年）、『WillMyCatEatMyEyeballs?:BigQuestionsfromTinyMortalsAboutDeath』（2019年）の著者

３つの要点

要点１
死体との出会いで、死の現実を感じた
要点２
死から自分自身を遠ざけていることに気付いた
要点３
他の文化では死者との親密な関係があることを知った

要約

死との最初の出会い
23歳の時、私は火葬場で働き始めました。そこで私は初めて死体と出会いました。最初は恐怖を感じましたが、死体と同じ部屋にいることには何か力強さを感じました。それは私たちの社会が死の現実を私たちから隠していることを思い知らせました。

死に対する異なる視点
火葬場で働く前に、私は若い頃に化学的に防腐処理された死体を見たことがありました。しかし、今回は人工的な保存や化粧を施されていない死体に直面しました。私は亡くなった男性の顔を剃る任務を任されましたが、驚くほど難しくありませんでした。この経験から、私たちは死から自分自身を遠ざけていることに気付きました。

他の文化における死との親密さ
死に関わる仕事を通じて、他の文化が死者との密接な関係を持っていることを目の当たりにする機会がありました。インドネシアの南スラウェシでは、死者が数年間家に保管されている遠隔の村々に出会いました。これらのコミュニティでは、人々が死者と話し、食べ物を供え、彼らをコミュニティの一員として扱っています。これにより、私たちの西洋文化が死とのつながりを失っていることを実感しました。

神話に挑戦し、家族を力づける
故人を大切にするために家族により積極的な役割を果たしてもらうために、私は「UndertakingLA」という非営利の葬儀会社を設立しました。一般的な神話とは異なり、死体の周りにいることは安全であり、家族は葬儀のプロセスに関与する権利を持っています。これらの神話を打ち破り、死とのつながりを取り戻すことで、私たちはllの喪失と自分自身の死に対するより深い理解を見つけることができます。私たちは、死の美しさと現実を再発見する時が来ています。

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