2023.09.16

TEDx要約:プログラミングの詩

marugotoyoten

フィンランドの子供向け絵本作家、イラストレーター、初心者プログラマー向けのインストラクターであるリンダ・リウカスが「プログラミングの詩」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

リンダ・リウカス

専門分野:プログラミング
経歴:フィンランドのデジタルチャンピオンに選ばれ、子供向けのHelloRubyコーディングブックでKickstarterで最も資金を集めた経歴を持つ

３つの要点

要点１
ソフトウェアの力を活かすためには、多様な人材が必要である
要点２
少女たちにコンピュータの世界を探求する機会を与えよう
要点３
コンピュータの言語の壁を取り払い、子供たちに基礎を教えよう

要約

ソフトウェアと多様性の力を活かした製品開発の重要性
この記事では、ソフトウェアの素晴らしさと、それを作るためにより多様な人材が必要な理由について話したいと思います。ソフトウェアは私たちが世界を想像し、相互作用する方法となっています。しかし、まだ多くの人々がコンピュータをつまらなくて孤独なものと考えています。私はその認識を変えたいと思っています。私が14歳の時、プログラミングを学び始めました。それはまるで新しい世界が広がったような感覚でした。私はアメリカ合衆国の副大統領のためにウェブサイトを作りました！プログラミングは、私が幼い頃にクレヨンを使ったりレゴで遊んだりするのと同じように、自己表現の手段となりました。しかし、ここで重要なことは、プログラミングを学ぶ機会やそれを可能性として考える機会を得ることができる人は皆に与えられているわけではないということです。そのため、多様なバックグラウンドと経験を持つ人々がソフトウェアを作ることが非常に重要です。異なるアイデアや視点を持つ人々が新しい製品を生み出すのに役立ちます。これにより、誰にとっても有用で包括的な製品が生まれるでしょう。だからこそ、私たちがコンピュータについて考え方を変えましょう。みんながワクワクし、誰にでもアクセス可能なものにしましょう。そして、特にこれまで十分に代表されてこなかった人々を含め、将来のテクノロジーの構築に関わることを促しましょう。

少女たちとコンピュータ：固定観念を打破する
少女たちは自然に好奇心があり、質問をするのが得意です。しかし、時には彼女たちは複雑すぎるという理由でコンピュータを探求する機会を得られません。しかし、私はここでお伝えしたいことがあります。それは、実はそんなことはないということです！私たちは子供たちに人体や車の仕組みについて教えますが、なぜコンピュータについて教えないのでしょう？若いうちにプログラミングやテクノロジーを子供たちに紹介することで、彼らを消費者ではなく創造者に育てることができます。少女たちはテクノロジーの世界で大いなる可能性を秘めており、固定観念を打破する時が来ています。私たちは彼女たちのコンピュータへの興味をサポートし、奨励する必要があります。彼女たちに、コーディングやテクノロジーを使って素晴らしいものを作り出すこともできると示しましょう。だから、親、教師、そして他の全ての人々、少女たちにコンピュータの世界を探求する機会を与えましょう。彼女たちは、この分野で次の偉大なイノベーターになるかもしれません！

コンピュータと言語の壁
コンピュータが別の言語を話しているような感覚に陥ったことはありますか？それはあなただけではありません。コンピュータは非常に高度で複雑になっており、私たちはしばしばその動作原理を理解するのに苦労しています。私たちは子供たちに数学や科学、歴史など多くのことを教えますが、コンピュータに関してはしばしば物足りないと感じます。私たちはこの言語の壁を取り払い、子供たちがコンピュータの動作原理を理解できるようにサポートする必要があります。コンピュータの言語を学ぶことによって、私たちはその潜在能力を十分に活用することができます。素晴らしいものを作り出し、複雑な問題を解決することができます。しかし、まずは子供たちに基礎を教える必要があります。コーディングの方法、論理的思考の仕方、コンピュータとのコミュニケーション方法などを教えましょう。だから、コンピュータを恐れずに取り組みましょう。それらを受け入れ、その言語を学びましょう。そうすることで、私たちは可能性の世界を開放し、未来を形作る力を手に入れることができます。

遊びと想像力を通じたテクノロジーの教育
ここで、テクノロジーの教育を遊びと想像力を通じて行う6歳の少女ルビーを紹介します。彼女はループを教えるためにダンスの動きを使い、問題解決のフローチャートを使って分解スキルを教えます。彼女はアルゴリズムを説明するためにカップケーキのレシピさえ使います！ルビーは、テクノロジーは単にコンピュータの画面の前に座っていることではないと理解しています。それは問題を解決し、新しいものを作り出すために想像力と創造力を使うことです。そして、子供たちにテクノロジーを教える際には、楽しく魅力的にする必要があります。彼らをテクノロジーの設計に参加させ、彼らの想像力を奨励する必要があります。なぜなら、すべてのものがコンピュータになっているからです。私たちの電話、車、さらには家までです。だからこそ、子供たちがテクノロジーの仕組みを理解し、変化の一部になることが重要なのです。だから、遊びと想像力を通じてテクノロジーを教えましょう。次世代の創造者やイノベーターをインスパイアしましょう。一緒に、テクノロジーを使って変化を起こせる未来を築きましょう。

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