2023.09.17

TEDx要約:公正とは何か？

marugotoyoten

オーストラリアの法廷弁護士、人権・難民支援者、作家であるジュリアン・ウィリアム・ケネディ・バーンサイドが「公正とは何か？」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

ジュリアン・ウィリアム・ケネディ・バーンサイド

専門分野:商業訴訟、取引実務、行政法
経歴:難民収容の強制に断固反対し、数々の注目される事件で法的助言を提供。2009年にオーストラリア勲章のオフィサーに叙勲され、「難民と亡命希望者に対する人権支援、芸術のパトロンおよび資金調達、法律への貢献」に対して。2019年の連邦選挙でオーストラリア・グリーンズの候補者としてクーヨン区に立候補したが、グリーンズが連邦選挙で最も高い得票を獲得し、二大政党に進出することを可能にした。

３つの要点

要点１
公正さは重要である。不公平を許容することは恐ろしい結果をもたらすため、行動を起こす必要がある。
要点２
正義は曖昧であり、異なる状況では異なる考えが生まれることがある。しかし、正義制度全体の価値を信じて不公平を受け入れることがある。
要点３
公正な社会においては尊厳が重要である。人々を屈辱する制度を許容することはできない。正義のために立ち上がることが求められる。

要約

公正さの重要性
公正さは、私たちが若い頃から理解しているものです。何かが私たちにとって不公平であるとわかるのに、私たちは時に他人に対する不公平を許容します。歴史の中で、女性が投票を許されなかった時や奴隷制が許されていた時など、不公平を許容する例はたくさんあります。私たちは不公平の恐ろしい結果を認識し、何か行動を起こすことが重要です。

正義の曖昧さ
正義は公正さと密接に関連していますが、理解し適用することは難しいことがあります。例えば、壊れた花瓶を想像してみましょう。異なる状況では、何が公正であるかについて異なる考えが生まれることがあり、正義がどれだけ複雑であるかを示しています。正義制度は正しいことをしようと努力していますが、時には不公平を生み出すこともあります。しかし、私たちはしばしば正義制度全体の価値を信じてこの不公平を受け入れます。

公正な社会における尊厳の必要性
アヴィシャイ・マルガリットは重要な問いを投げかけます。公正な社会は人々を屈辱する制度を許容できるのでしょうか？彼は尊厳を持つことが幸福で意味のある人生にとって重要だと考えています。残念ながら、私たちを含む多くの社会は、先住民や難民の虐待など、人々を屈辱する制度を許容しています。例えば、無実の人々が収容所に留められることで、彼らは絶望や恥を感じることがあります。

正義のために立ち上がること
スピーカーは、収容所で悲劇的に自殺した若い少女のことを聞いたときに正義への情熱が芽生えました。彼らは難民の虐待に抗議し続け、非難や脅迫に直面しても立ち上がることを望んでいます。彼らは誰もが正義を大切にし、不正義に対して立ち上がることをインスピレーションにしたいと考えています。これにより、私たちは違いを生み出そうと努力し、最後まで正義のために戦ったことを安心して感じることができます。

▼今回の動画