2023.09.04

TEDx要約:私が痛みを力強いグローバルな運動に変えた方法

marugotoyoten

ナズマ・カーンが「私が痛みを力強いグローバルな運動に変えた方法」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

ナズマ・カーン

３つの要点

要点１
私は貧困と闘いながらも、祖母のように学校に通い、ヒジャーブを身に着けることを決意しました。
要点２
世界ヒジャーブデーはソーシャルメディアで話題になり、タイム誌に認識され、国際ニュースメディアで取り上げられました。
要点３
ヒジャーブを理解し、尊重することは、寛容と受け入れを促進するために重要です。

要約

アメリカとヒジャーブへの私の旅
バングラデシュで育った私の家族と私は多くの困難に直面しました。アメリカに移住した際、私たちはほとんど何も持っておらず、ニューヨーク市の小さな部屋に住んでいました。私は貧困と闘いながらも、祖母のように学校に通い、ヒジャーブを身に着けることを決意しました。しかし、私は異なることを理由に差別やいじめに直面しました。これは高校時代に続き、大学卒業後も続きました。しかし、それに打ちひしがれることなく、私はオンラインビジネスでヒジャーブを販売することを決めました。このビジネスを通じて、自分自身の経験を共有してくれる女性たちとつながりました。彼女たちの物語に触発され、理解を促進するための世界ヒジャーブデーという運動を立ち上げました。

世界ヒジャーブデーの影響
小さなアイデアから始まったものがすぐに勢いを増しました。67カ国の女性が私の呼びかけに応え、運動は成長しました。世界ヒジャーブデーはソーシャルメディアで話題になり、タイム誌に認識され、国際ニュースメディアで取り上げられました。さらに、非営利団体の地位を獲得し、Facebookやアメリカン航空などの大手企業からの支援も得ました。ニューヨーク州、ミシガン州、フロリダ州ゲインズビル市、フィリピンの下院議員も世界ヒジャーブデーを認識しました。この運動の目標は、固定観念に挑戦し、理解を促進することです。

誤解されるヒジャーブ
ヒジャーブはしばしば抑圧の象徴と誤解され、ステレオタイプ化されます。しかし、それを身に着ける人々にとっては、信仰、アイデンティティ、謙虚さ、解放、そして力を象徴しています。多くの女性はヒジャーブを身に着けることで平和と保護を見出しています。残念ながら、いくつかの国で政府によってヒジャーブの着用の自由が制限されています。ヒジャーブを理解し、尊重することは、寛容と受け入れを促進するために重要です。

困難を乗り越え、平和な世界を築く
私自身の経験から、私たちは痛みや困難に直面した際に選択肢があることを学びました。私たちは被害者になるか、立ち上がって痛みを力に変えるかのどちらかを選ぶことができます。希望と勇気を持ち続けることで、私たちはどんな障害も乗り越えることができます。私は毎年2月1日に世界ヒジャーブデーに参加して、ムスリムの女性と連帯してヘッドスカーフを身に着けるよう皆さんに招待します。一緒に偏見、差別、偏見を取り払い、敬意と理解のある世界を作りましょう。

▼今回の動画