2023.12.20

北ノルウェーの気候科学者の一日の仕事

marugotoyoten

インペリアル・カレッジ・ロンドンのYoutube動画「北ノルウェーの気候科学者の一日の仕事」について要点と要約をまとめました

３つの要点

要点１
雪の放射率と氷の雲の測定に使用される機器の名前はFINESSEであり、液体窒素冷却により正確な測定が可能です。
要点２
雲の特性を追跡するためには、飛行機と同時に測定を行うことが重要です。
要点３
研究者との協力や各段階の作業を通じて、気候パターンや排出物について貴重な洞察を得ることができます。

要約

機器の設置と雪の放射率の測定
私はImperialの宇宙と大気物理学グループの博士課程学生として、北ノルウェーで気候科学の研究を行っています。私たちの機器であるFINESSEはアロマー天文台に設置されており、雪と氷の雲の放射率を測定しています。センサーと液体窒素冷却により、極端な気温でも正確な測定が可能です。

研究者との共同作業と測定の実施
一日を通じて、私たちはオスロ大学と協力して天気のブリーフィングを行い、朝には雪の放射率、午後には氷の雲を測定するために機器を設置します。また、飛行機の協力を得て、雲の特性を追跡します。正確なデータ分析のために、飛行機と同時に測定を行うことが重要です。

データの分析と一日の締めくくり
測定に満ちた一日の後、収集したデータを分析して、異なるガスの吸収や雪と氷の特性を理解します。また、すべてのデータがバックアップされ、さらなる分析の準備が整っていることを確認します。一日が終わると、私たちは休息のために宿泊施設に戻ります。私たちの研究が気候科学に貢献していることを知り、感謝しています。

気候科学研究の課題と報酬
北ノルウェーのような過酷な環境で気候科学の研究を行うことは、困難ですが報酬もあります。雪を掘り起こしたり、機器を設置したり、他の研究者と協力したりすることによって、プロセスの各段階で気候パターンや排出物について貴重な洞察を得ることができます。長くて疲れる一日でも、この分野で科学的な知識に貢献できる機会に感謝しています。

▼今回の動画