TEDx要約:東京のTEDx
カナエ ドイが「東京のTEDx」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました
スピーカー
カナエ ドイ
3つの要点
- 要点1
人権活動家は誤解されているが、重要な価値を守る存在である - 要点2
エリトリアでの経験から政府への盲目的な支持の危険性を学んだ - 要点3
日本は難民支援に積極的に取り組むべきであり、改善の余地がある
要約
日本における人権活動家の誤解
私は日本の人権活動家であり弁護士ですが、私の仕事についてはよく誤解があります。日本の人々は弁護士に対しては好意的な見方を持っていますが、人権活動家に対する認識は異なります。私たちを過激で怖い存在と見なし、自分たちの権利だけを考える人々と思っています。この誤解は社会で描かれるイメージから生じています。しかし、人権活動は拷問、恣意的な拘束、強制失踪、性別、人種、性的指向に基づく差別などの重要な価値を守ることに関わるものです。
エリトリアへの旅と得た教訓
大学時代に人権に対する情熱を抱き、エリトリアに渡り独立後の復興支援に携わりました。エリトリアの人々はより良い未来に希望を抱いており、私は法律や憲法の制定に協力することを心待ちにしていました。しかし、3年後に国は暗転し独裁政権となり、報道の自由においても低い評価を受けるようになりました。この経験から、人権を守ることの重要性と、盲目的に政府を支持することの危険性を学びました。
日本における難民支援の提唱
日本に帰国後、私は迫害を受けた難民や亡命希望者の支援に焦点を当てました。世界第2、第3の経済大国である日本は、避難を求める人々をより多く支援すべきだと気付きました。1998年には日本政府が支援していた難民はわずか1人でしたが、キャンペーンや努力を通じてその数を30人に増やすことができました。しかし、世界中には4200万人の難民がいるため、まだまだ改善の余地があります。
日本の人権促進における役割
人権活動家として、私は日本が国際舞台で重要な影響を与える可能性を持っていると信じています。日本政府の各国への経済援助は称賛に値しますが、人権問題についても声を上げることが同じくらい重要です。日本が恣意的な拘束や政治的殺害に反対の立場を表明することで、ポジティブな変化に貢献することができます。私の夢は、日本が積極的に人権を支持し、世界中に希望と幸福の笑顔を創り出す国として認められることです。
▼今回の動画
編集後記
▼ライターの学び
人権活動家についての誤解があることを学びました!
人権活動は重要な価値を守ることであり、政府への盲目的な支持ではないと思いました!
▼今日からやってみよう
今日から人権についての意識を高めてみよう!
人権について学び、自分や周りの人々の権利を尊重することで、より平和で公正な社会を実現することができます!