2023.08.30 2023.09.03

TED要約:COVID-19中の家庭内暴力の影のパンデミック

marugotoyoten

ケミダシルバイブルが「COVID-19中の家庭内暴力の影のパンデミック」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

ケミダシルバイブル

専門分野:None
経歴:None

３つの要点

要点１
COVID-19パンデミックとロックダウンは、ジェンダーベースの暴力に大きな影響を与えている。
要点２
ロックダウン中、女性への暴力事件が増加している国がある。
要点３
地域コミュニティへの支援と法執行機関の関与が今後の展望となる。

要約

COVID-19ロックダウンがジェンダーベースの暴力に与える影響
COVID-19パンデミックとその後のロックダウンは、世界中のジェンダーベースの暴力に大きな影響を与えています。ロックダウン前でも、世界の推定では3人に1人の女性が暴力を経験していました。ロックダウン中、フランスやアルゼンチンなどの国では女性への暴力事件が急増しました。ラゴス州では、自宅で虐待者と一緒に閉じ込められた女性からの通報が64％増加しました。

緊急事態宣言によるレイプ対策とWARIFの取り組み
ナイジェリア連邦政府は、この影のパンデミックに対処するためにレイプに対する緊急事態を宣言しました。WARIFでは、苦しむ少女や女性の避難所としてレイプ危機センターを開放しました。しかし、資源が限られた地方では、女性たちはさらなる困難に直面しました。彼らは医療、インターネット、信頼できる電話サービスにアクセスできませんでした。これに対応するため、私たちは伝統的な助産師を家庭内暴力事件の第一応答者として訓練しました。このコミュニティの門番は1,300人以上おり、ロックダウン中に家から家へと回り、閉じ込められた女性に支援とサポートを提供しました。

地域社会への影響と今後の展望
私たちのプログラムは、7つの地域コミュニティで意識を高め、約35,000人にケアを提供することに成功しました。今後は、警察官や宗教指導者を含む法執行機関の関与を拡大し、これらのコミュニティの女性の安全と生活にさらなる影響を与える予定です。リモートワークやオンライン学習の新しい常態に適応し続ける中で、より多くの女性が虐待者と一緒に自宅に閉じ込められる可能性が高いですが、これに対する保護と支援に取り組む人々の勇気と決意に希望を見出しています。

パンデミックに関係なく女性への暴力を防ぐ取り組み
女性や少女を暴力から守る取り組みは、パンデミックの有無に関わらず続けられなければなりません。どの場所にいる女性も、暴力から解放された社会で生きる権利を持っています。私はこれらの困難な時期に女性が示す強さと回復力に感銘を受けています。彼らの揺るぎない力によって、女性への暴力が根絶された世界を創り出すための取り組みを続けます。ありがとうございました。

▼今回の動画