2023.08.30 2023.09.03

TED要約:日常の瞬間、時に捉えられたもの

marugotoyoten

アメリカの詩人であるウィリアム・ジェームズ・コリンズが「日常の瞬間、時に捉えられたもの」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

ウィリアム・ジェームズ・コリンズ

専門分野:詩
経歴:アメリカ合衆国の詩人であり、2001年から2003年までアメリカ合衆国の詩人ローリエートを務めた。ニューヨーク市立大学レーマンカレッジの特別教授であり、2016年に退職した。1992年にはニューヨーク公共図書館の文学の獅子賞を受賞し、2004年から2006年までニューヨーク州の詩人として選ばれた。2016年にはアメリカ芸術科学アカデミーに入会した。2020年現在、ストーニーブルック・サウサンプトンのMFAプログラムで教鞭をとっている。

３つの要点

要点１
アニメーション化することで詩をテレビに登場させることができる。
要点２
詩の執筆は簡単ではないが、人生の予測不可能さをユーモラスに伝えることができる。
要点３
詩は記憶することの苦労と忘却に滑り落ちる恐怖をユーモラスに描写している。

要約

アニメーションで詩を紹介する
私は広告会社からの依頼で、詩を録音してアニメーション化する仕事をしました。最初は詩が単独で成立するか不安でしたが、興味深い可能性とアニメが好きなことから、受けることにしました。この方法なら、詩をテレビに登場させて広めることができます。以前にもデルタ航空のポエトローリエイトで詩のチャンネルを作った経験があります。最初のアニメーション作品「ブダペスト」は、創造的なプロセスの秘密を明らかにします。

詩の執筆の容易さと困難さ
詩の執筆は思われるほど簡単ではありませんが、私は簡単にできると思っています。友人のスローガンに「最初に成功しなければ、自分が試みたことをすべて隠せ」というものがあります。次の詩「ある日々」は、人形の家具のイメージを使って、私たちがある日は自分でコントロールしている一方で、他の日は人生にコントロールされているという考えを伝えます。それは人生の予測不可能さをユーモラスに捉えています。

忘却と精神的な滑りについての探求
「忘却」は記憶喪失に関する詩的なエッセイです。読んだことを忘れることから始まり、徐々にさまざまな詳細を忘れるように広がっていきます。詩は記憶することの苦労と忘却に滑り落ちる恐怖をユーモラスに描写しています。それは、情報を思い出そうとする一方で、愛の詩や月の美しさなど、生活の単純な喜びを忘れてしまうという皮肉を強調しています。

生と死についての反省
「カントリー」は、バーモント州の田舎での友人との経験に基づいています。それは、木製のマッチとネズミが火をつける例を使って、田舎暮らしと都会の生活の違いを探求しています。最後の詩「死者」は、故人が私たちを見下ろして幸せになるという弔辞からインスピレーションを受けました。それは、自分の葬儀を目撃するという考えを問い、死後の世界について考えさせる視点を提示しています。

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