2023.09.10

TEDx要約:起業家の超能力としてのADHD

marugotoyoten

19世紀のアイルランドの聖職者であるジョン・トーレンスが「起業家の超能力としてのADHD」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

ジョン・トーレンス

専門分野:アングリカン教会
経歴:トーレンスはトリニティ・カレッジ・ダブリンで教育を受け、1819年から1851年6月9日の彼の死までダブリンのアーチディーコンでした。

３つの要点

要点１
ADHDは起業において有利に働くことがある
要点２
高い成功を収めた起業家の多くがADHDの特徴を持っている
要点３
ADHDの人々は積極性や革新性などの起業志向が高い

要約

私のADHDの発見と仕事への影響
私は起業家として、30代の頃に自分がADHDであることを発見しました。私の働き方や情報の処理方法がチームにとって困難を引き起こしていることに気付きました。頭の中で常にモグラたたきのような感じで、思考やアイデアがいつも浮かび上がってきます。これがADHDは障害なのか、それとも超能力なのかと考えさせられました。

ADHDの特徴と起業家の成功
診断後、私は薬を試しましたが、自分には合わないと感じました。それらは私を管理しやすくする一方で、問題解決能力や情熱、他者とのつながりに支障をきたしました。私はADHDの特徴である衝動性や過活動が実際には起業に有利に働くことに気付きました。驚くべきことに、私たちの研究では、高い成功を収めた起業家の62%がADHDの診断に一致する特徴を持っていることがわかりました。

ADHDと起業志向
また、ADHDの特徴が積極性や革新性などの起業志向と関連しているかどうかも調査しました。ADHDの人々はこれらの領域でスコアが高い会社を持ちがちです。また、ADHDの起業家の間では衝動性が共通の特徴であることもわかりました。この特徴はネガティブな影響を与えることもありますが、起業においては有利に働くこともあります。

ADHDの超能力を活用する
ADHDを持つ起業家は、通常のADHDを持たない人よりも複数の会社を立ち上げるなどの特徴を示します。彼らは成長率が高く、競争相手と比べてわずかに優れたパフォーマンスを発揮します。ただし、ADHDの個人は、ディスレクシア、不安、うつ病の発症率も高く報告しており、これらは仕事と生活のバランスや仕事のパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

▼今回の動画