2023.10.02

TEDx要約:1-3 東北2011年のMasashi KAWASHIMA

marugotoyoten

マサシカワシマが「1-3 東北2011年のMasashi KAWASHIMA」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

マサシカワシマ

３つの要点

要点１
東京地震におけるGoogleの災害対応チームの取り組み
要点２
企業やボランティアとの協力による効果的な救助活動
要点３
世界的な支援と復興の取り組みによる影響力の示唆

要約

東京地震への対応
東京で強力な地震が発生した際、私は混乱と破壊の様子を目の当たりにしました。しかし、アメリカのGoogleの災害対応チームは、行方不明者を探すためのツールである「PersonFinder」に取り組んでいました。東京では、私たちは迅速に緊急ウェブサイトを立ち上げ、オフィスを地震対応の本部に変えました。アメリカの同僚の支援を受けて、地震発生後数時間で「PersonFinder」と「CrisisResponse」のウェブサイトを立ち上げることができました。

災害救助のための協力
最初は私たちのツールは完璧ではありませんでしたが、私たちは協力する力を信じていました。NHKや携帯電話会社などの企業が私たちと協力し、彼らの情報を「PersonFinder」に統合してくれました。これにより、67万人以上の登録ができました。ホンダやパイオニアも貴重なデータを提供し、安全な道路を示す交通情報マップを作成しました。私たちはデータと情報を共有し続け、必要なリソースにアクセスできるようにしました。

ボランティアの力を活用する
地震後、避難者の名前を集めて登録するという課題に直面しました。元Googleの従業員たちは、避難所で避難者リストを共有するというアイデアを思いつき、私たちのエンジニアがわずか8時間で実装しました。ボランティアたちはオンラインで協力し、14万人以上の避難者を登録しました。虚偽の情報や不適切な写真についての懸念もありましたが、彼らの献身と協力は私たちの期待を上回り、協力する力の強さを示してくれました。

世界的な支援と復興の取り組み
東日本大震災は世界中の人々の注目を集め、多くの国から支援と寄付を受けました。私たちはメッセージを日本語に翻訳し、ウェブサイトで共有しました。CrisisResponseウェブサイトは多くの訪問を受け、この災害の世界的な影響を示しました。私たちはまた、東日本の企業を支援し、デジタルアーカイブや「未来のための思い出」などのプロジェクトを通じて記憶を保存する取り組みも行いました。この経験から、他人を信頼し、協力することが私たちが学ぶべき最も重要な教訓であることを学びました。

▼今回の動画