2023.07.24

TED要約:自分の意識にアクセスする方法

marugotoyoten

チベット仏教のカルマ・カギュー派とニンマ派の教師であり、マスターであるヨンゲイ・ミンギュル・リンポチェが「自分の意識にアクセスする方法」について語りました。この動画の要点と要約をまとめました

スピーカー

ヨンゲイ・ミンギュル・リンポチェ

専門分野:仏教
経歴:ヨンゲイ・ミンギュル・リンポチェは、チベット仏教のカルマ・カギュー派とニンマ派の教師であり、マスターです。彼は5冊の本を執筆し、仏教瞑想センターであるTergarMeditationCommunityを監督しています。

３つの要点

要点１
瞑想の本質は意識である
要点２
瞑想は思考や感情を認識することである
要点３
瞑想から即時の満足感を求めることはできない

要約

瞑想の本質を理解し、誤解を乗り越える
瞑想の本質は意識です。簡単に言うと、自分が考えていることや感じていることに気づくことです。しかし、瞑想には2つの主な誤解があります。まず、瞑想は思考を抑える行為ではなく、思考や感情を認識することです。次に、瞑想から即時の満足感を求めることはできません。平和や喜び、リラックスなどの感情は現れるかもしれませんが、それを求めれば求めるほど手に入りにくくなります。

パニックとの闘い、そして気づきの力を見つける私の旅
私は幼い頃、ヒマラヤ山脈の静かな景色に囲まれながらもパニック発作に苦しんでいました。しかし、父親の教えによって瞑想の力を見つけることができました。彼は私に、パニックと戦うのではなく、それを変えることのできないものとして受け入れるように教えてくれました。意識は常に存在し、穏やかであり、空と同じです。私たちはこの意識とつながる方法を知ることで、思考や感情に飲み込まれることなく、自分自身を見つめることができます。

日常生活で意識とつながるための3つのステップ
父は私に、意識とつながるための3つのステップを教えてくれました。最初のステップは、オブジェクトを使って意識とつながることです。例えば、音を聞くことで心を集中させることができます。2番目のステップは、瞑想はどこでもいつでもできることを理解することです。パニックの中でも瞑想することができ、新しい視点を得ることができます。最後のステップは、自己に対する受け入れ、親切さ、思いやりを持つことです。これにより、パニックが自由にやって来たり去ったりすることができます。

放浪の修行と開かれた意識の瞑想の力
私は放浪の修行の中で、開かれた意識の瞑想を本当に理解しました。何も持たずに街中を歩き回っていると、自分が死ぬと思った瞬間に、開かれた意識の瞑想を実践しました。その状態で、私は心の存在を見つけました。身体的な苦痛を超越した存在感です。これは人生を変える気づきであり、瞑想の真の力を私に示してくれました。瞑想を通じて、私たちは内在する意識とつながり、経験を受け入れ、充実した人生を送ることができます。

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